外国株投資の第一歩は米国株がベストな理由を解説
この記事では当ブログのメインテーマであるベトナム株への投資は難易度が高いため、最初の投資先は米国株がよい理由を解説しています。
読者のみなさんは、預けてもお金がほとんど増えない銀行預金ではなく、「株式投資」を始めたいと思っていませんか?または日本株へ投資をしているけれども日本株だけではなく世界でビジネスをしている海外企業へ投資をしたいと思っていませんか?
ただ、そうはいっても外国株投資ってハードルが高いイメージがありますよね。
そこで、この記事では少額から米国株投資を始める方法、またベトナム株は最初の投資先としてはおすすめできない理由を解説しています。
世界中でビジネスを展開するアメリカ企業に投資すれば、世界全体の経済成長とともにその恩恵の分け前を得ることができます。
米国株といっても、アマゾン、グーグル、フェイスブックなどのIT企業は、もしかしたら日本の会社以上に皆さんの生活でも身近な存在になっているのではないでしょうか。
筆者は現在ベトナムに長期滞在しています。そのためベトナム現地の経済や企業をある程度理解しているのでベトナム株投資をしています。
しかし、この記事をお読み頂いている多くの方にとってベトナムはあまり馴染みのない国かと思うので、投資を始めるならまずは米国株を買ってみるのがいいと思っています。
くわしい投資の始め方やおすすめの投資方法に興味がある方は続きをどうぞ!
いきなりベトナム株への投資は難易度が高い
率直なところ、新興国であるベトナムの株式は日本語での情報が少なく難易度が高いです。
また、ベトナムで証券取引所が設立されたのは2000年です。日本やアメリカに比べ歴史が浅くルールが整備されていない面があり市場の透明性も課題となっています。
他にも、ベトナム企業はオモテに出ることはめったにないものの、不正会計や粉飾決算なども珍しくないと聞きます。
さまざまな側面で信頼性や難易度という点を鑑みルト、投資先として外国株を選ぶ場合、米国や欧州の先進国の株式市場の方が安心して投資ができるかと思います。
ベトナム株投資のデメリットやリスクについては下記の記事でくわしく解説しています>>ベトナム株投資のデメリットとリスクを解説
米国株がよい4つの理由
ここからは日本株ではなく、外国株への投資を考えている方向けに、最初の外国株の投資先として米国株を推奨する理由を解説します。
なぜ米国株かと言うと主な理由は下記4点に集約されます。
- アメリカの株式は長期にわたり成長を続けている
- 世界中の人々がアメリカ株を買っている
- 新興国の成長も取り入れて成長している
- 中国株は政治的リスクが高い
この4点を順を追い解説していきます。
①アメリカの株式は長期成長を続けている
上の画像は検索で「S&P500 チャート」と調べるとトップに出てくるチャートです。
S&P500というのはアメリカを代表する500社で構成される株価指数です。
チャートをみると、この30年で右肩上がりの上昇トレンドが続いているのがわかります。
30年前の1981年の130→2021年7月時点では約4,400と株価は30年間で33倍に増えています。
②世界中の人々がアメリカ株を買っている
いま世界のIT業界を引っ張るグーグルやアップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフトといった企業はすべてアメリカの企業です。
これらの企業は日本人でもインド人でもドイツ人でもフランス人でも多くの人が知っていて、生活の中での身近な存在だと思います。そのため世界中からこういった米国企業の株式が買われています。
③新興国の成長も取り入れて成長している
米国株に投資するべき理由として世界全体の経済や人口増加の恩恵を得ることができるというのも魅力の一つです。
先述したグーグルやアマゾン、フェイスブックなどの企業がわかりやすいですが、そういった企業はグローバルに事業展開しているので、世界全体の経済や人口増加していくことで事業の売り上げを伸ばしていく可能性が非常に高いです。
筆者の住んでいる新興国ベトナムでもすでに国民の多くがスマホを手にしていて、ネットでサービスを利用する人も年々増えてきています。
投資で人口増加している新興国の経済成長の恩恵を受けるには、その国の株式市場に投資をする方法もありますが、グローバルに事業展開している企業が数多くある米国株投資でも世界経済の成長を取り込むことができます。
④中国株は政治的リスクが高い
ここまで読んで頂いた方には、アメリカと並び世界で存在感を高めていて、EC大手の「アリババ」やスマホメーカーの「ファーウェイ」といったグローバルに事業展開する企業も多い中国企業への投資が有力ではと考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし中国株には「チャイナリスク」とも呼ばれるほど、他国に比べ株式市場のリスクが高いです。
具体的には
- 中国共産党の政策により株式市場に悪影響が出るリスク
- 米国と比べ市場の不透明性や信頼性が低い
- 周辺諸国とのあつれき
などの様々な点でアメリカを差し置き中国企業へ投資をする理由が見当たりません。
米国株投資を始めるハードルは低い
米国株が買える証券会社はSBI証券や楽天証券といった大手ネット証券会社を始め多数ありますが、筆者のおすすめは「PayPay証券」です。
理由は1株単位ではなく、「1,000円」からグーグルやアマゾンなどの米国株が買えるため投資を始めるハードルが低いことです。
PayPay証券でマイクロソフトとVISA、1000円ずつ購入 pic.twitter.com/0XH9sbCgNR
— (๑˙―˙๑) (@kageusukoXIII) July 26, 2021
初心者の人でGAFAMとかの米国個別株高くて買えないーって人は
PayPay証券オススメかも‼︎😄1000円から買い付け可能なので
始めるきっかけには良いかもしれません‼︎— 目指せニワトリ君🐔公務員投資家🐤 (@Chikin0128) July 24, 2021
アマゾンやグーグルは1株で買うハードルが高い
多くの証券会社では、米国株が買えるのは1株からとなっています。
ただ、1株単位でアマゾンやグーグルといった企業の株を買うのは金額的にハードルが高いです。
実際にアマゾンとグーグルの株価をみるとアマゾンは1株:約3,300ドル、グーグルの持ち株会社の株価は1株約2,700ドルと1株買うのに約30万円程度の資金が必要です。
※2021年7月末時点の株価。最新の株価はGoogle検索で「アマゾン 株価」のように打ち込めば確認できます。
まずは1,000円からの投資がおすすめ
「PayPay証券」では日本株や米国株を1株単位ではなく1,000円単位で買えます。
例えば1株5000円する企業の株式でも1,000円分(0.2株だけ)を買うことができます。
また、最低手数料が定められていません。そのため少額での投資でも手数料の負担が少なく株式投資をはじめられるのもメリットです。
一方でデメリットは手数料がSBIや楽天証券といった大手ネット証券よりわずかに高いことです。
まずは1,000円から投資を始めてみることで投資の経験を積み、まとまった金額を投資する資金ができたときにより手数料の安い大手ネット証券を使うことを検討してみるのがよいかと思います。
株式投資は少額でも実際に買ってみると、買った銘柄の値動きが気になったり関連する企業や経済ニュースをフォローするようになったりするものです。
1,000円から投資をはじめることで経験値や投資のスキルを少しずつ高めていけるものだと筆者も投資を始めてみて実感しています😌
PayPay証券の始め方やSBIや楽天証券との比較、口座開設の流れは下記の記事で解説しています>>PayPay証券の始め方【1,000円で米国株が買える】
まとめ(外国株の第一歩は米国株)
今回は当ブログのメインテーマであるベトナム株投資ではなく、筆者なりの視点から最初の外国株投資には米国株がよい理由を書いてきました。
参考になる点が一つでもあれば幸いです。
なお、「これから株式投資の勉強をしたい」という方には、無料でできる質の高い勉強方法を下記2つの記事で紹介しているので気になる方は下記の記事をご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。ではでは!