ベトナム株の売買/配当金にかかる税金【パターン別に解説】
ベトナム株投資をはじめた人 「ベトナム株で売買や配当をもらうときにかかる税金ってどれぐらい??くわしくおしえて」
こんな疑問に答えます。
この記事では、ベトナム株への投資をやっている方やこれから始めたい方が知っておきたいベトナム株でかかる税金について解説しています。
- 日本🇯🇵の証券会社から取引をする場合
- 日本🇯🇵の証券会社の【NISA枠】を使う場合
- ベトナム🇻🇳現地の証券会社を使う場合
上記3つのパターンに分けて解説していきます。
記事を読むと、ベトナム株の売買や配当で課税される税金がどのぐらいなのかがサクッとわかります。(この記事は2分で読めます)
日本の証券会社からの場合(NISAを除く)
日本の証券会社からベトナム株を取引する場合、日本株と同じと考えて問題ないです。
現金配当の課税
日本の証券会社からベトナム株への投資で現金配当の場合の課税額は、日本株と同じく20.315%の税率になります。(所得税・復興特別所得税15.315%、住民税5%)
課税額は源泉徴収されます。原則、確定申告は不要です。
株の売却時の課税
保有している株を売却して利益が出ているときは、利益に対し20.315%の課税となります。株の売却により損失となる場合は利益が発生しないため税金はかかりません。
株の売却により損失が出た場合、他の株式の売却益や配当金と相殺が可能です。
相殺しても損失が残る場合は確定申告をすることで損失を繰り越し、翌年以降の売却益や配当金と損益通算することができます。
日本の証券会社でNISA枠の場合
日本の証券会社でベトナム株の取扱いがある証券会社の中でも、SBI証券とアイザワ証券の場合、ベトナム株の取引の場合でもNISA、いわゆる非課税の制度が使えます。
✅ベトナム株すべての銘柄ではなくNISA対象の銘柄とそうでない銘柄があるため、その点は注意が必要です。
📢📢ベトナム株の売買ができる日本の証券会社については下記の記事で比較、解説しています>>日本からベトナム株へ投資できる証券会社を徹底比較
現金配当への課税
NISAで買付したベトナム株を含めた外国株の配当金については、日本国内の所得税・住民税は非課税となりますが、現地課税はおこなわれるようです。
そのため配当金に対しベトナム現地で5%の税金が課税されます。NISA枠でない場合は、先に書いたとおり約20%の課税なので、信頼できる日本の証券会社でNISAを使うメリットは大きいです。
売却時の課税
株の売却時については、NISAの場合は利益に対して税金はゼロ(非課税)となります。
高配当株への投資にはNISA枠の活用がおすすめ
ベトナム株の中には配当利回りが10%を超える銘柄が少なくなく、中には配当利回りが20%を超える銘柄も存在します。そういったベトナム株で高配当の銘柄の探し方は下記の記事で解説しています>>ベトナム株投資家だけが知っている高配当株とその調べ方
ベトナム現地証券の場合
ここからはベトナム🇻🇳現地の証券口座から投資する場合にかかる税金を解説します。
現金配当への課税
現金配当の場合、ベトナム現地では5%の個人所得税が課税されます。そのため、5%引かれた金額が現地の証券会社より各銘柄の配当支払い日に支払われます。
売却時の課税
株式を売却する際に、売却税が売買代金の0.1%かかります。知っておきたいのは、ベトナムでは売却価格が購入価格を上回っている場合、下回っている場合のいずれの場合も0.1%の税金がかかります。
つまり損切りをする場合にも売買代金に対し0.1%とわずかではありますが税金がかかると知っておきましょう。例えば、
- A社の株を1株20,000ドンで100株買ったあと、株価が上がり30,000ドンで100株を売却するとき
- B社の株を1株40,000ドンで100株買ったあと、株価が下がり30,000ドンで100株を売却するとき
①の利益が出た場合、②の損失が出た場合のいずれも売却時の売買代金は同じです。
そのため、課税額はどちらも同じく30,000×100株=3,000,000(3百万ドン)×0.1%=3,000ドンの課税となります。
本格的にベトナム株投資をするなら現地の証券口座も選択肢に
先述してきたようにベトナム🇻🇳現地の証券会社を使うと税負担がかなり少ないことがわかります。ただ、ベトナム現地の証券口座は開設する手続きや入出金といった管理が大変だったりします。
※日本にいる場合でも口座開設できるベトナム現地の大手証券「SSI証券」での口座開設の方法やメリット、デメリットは以下の記事でくわしく解説しています>>SSI証券で口座開設する方法とメリット、デメリットを解説
まとめ(投資方法によって税率は変わってくる)
- 日本🇯🇵の証券会社を使う場合
- 日本🇯🇵の証券会社からNISA枠で取引する場合
- ベトナム🇻🇳現地証券会社を使う場合
それぞれのパターンで税率が異なることは知っておきましょう。
これからベトナム株投資を始める場合は、まずは②の日本の証券会社からNISA枠を使って始めるのがおすすめです。
最後に、
- 一般的なサラリーマンでもできる節税、税金対策を学びたい。
- 税金の基礎を体系的に理解しておきたい。
- 会社員でも年間数十万円、節税ができるケースってどんな場合か知っておきたい。
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最後までお読みいただきありがとうございます。ではでは!