高配当ベトナム株の調べ方とおすすめ銘柄3選【2022年12月最新】

高配当のベトナム株に投資したい人 「ベトナム株で配当利回りが高い銘柄に投資したいけど、調べ方や注意点をおしえて」
こんな疑問に答えます。
この記事を読むと、
- 高配当ベトナム株の調べ方💹
- 高配当ベトナム株銘柄の過去の配当実績の調べ方
- 高配当ベトナム株へ投資する前に確認しておきたいチェックポイント✅
- 【2022年12月最新】おすすめの銘柄3選🏦
- 高配当好きならやっておきたい配当利回り30%を実現する裏技🖥
がわかります!
ベトナム株の魅力の一つである高配当銘柄を紹介すると同時に、ベトナム株で配当利回りの高い銘柄へ投資する前に知っておきたいポイントを解説しています。
ベトナムの高配当株はNISA(非課税)で投資可能

まず知っておきたいのはベトナム株の取り扱いのあるSBI証券、アイザワ証券ではNISA口座でのベトナム株式の買付が可能なことです。
後述する日本株や米国株では中々ないレベルの配当利回り10%を超える高配当ベトナム株銘柄への投資に、NISA口座で投資ができるのは知る人ぞ知るベトナム株の魅力です。
配当に対し約20%課税となる通常の投資でも高配当ベトナム株への投資は魅力がありますが、NISAを活用し非課税メリットを享受すると日本株にはない水準の高配当を受け取ることができるベトナム株投資の魅力がますます高まります!
ベトナム株の売買ができる日本の証券会社については下記の記事で解説しています>>日本からベトナム株へ投資できる証券会社を徹底比較
高配当ベトナム株の調べ方
ここからは高配当ベトナム株の調べ方を解説します。
ベトナム株式で配当利回りの高い企業を調べるのに便利なのが、「TradingView」という幅広い金融商品の値動きを確認できるサイトです。
ベトナム株も検索窓からティッカーコードを入力すると各銘柄の情報を確認できます。

高配当のベトナム株銘柄を一覧で確認するには、ベトナム株式市場のページから配当利回りを選択→配当利回りが高い順に表示されます。
「現在値」は現在の株価で、株価比の配当利回りが出てきます。最新のランキングをご覧になりたい方は右記リンクよりご確認ください>>Trading View 高配当利回りのベトナム株
【高配当ベトナム株】過去の配当実績の調べ方
「TradingView」では配当利回りの高い銘柄を一覧で確認できることを先述しました。
次に、そこで気になった銘柄の配当実績を確認したいときに役立つのが「VietStock」というベトナム株のポータルサイトです。

サイトからティッカーコードを検索して企業情報ページに飛んだ後、「Dividend,Bonus and Additional issue」という欄をみると直近の配当予定や過去の配当実績を確認できます。
気になった銘柄の配当実績を調べたいときに便利です。
「Vietstock」のそのほかの活用法は下記の記事で解説しています。日本語対応していないのがデメリットですが、ベトナムの個別株の情報収集には欠かせないサイトです>>個別株やベトナム株市場のリサーチに最適!「Vietstock」活用ガイド
高配当ベトナム株投資の留意点

配当利回りの高いベトナム株銘柄の調べ方、配当実績の確認方法を先述しました。
高配当のランキングで気になった銘柄を発見👉配当実績をみると継続的に高配当を出してる👉「よし!この銘柄へ投資しよう」と安易に投資に踏み切るのは危険です。
投資に踏み切る前に、少なくとも以下のような点を確認、考察することを推奨します。
- その企業のビジネスモデル
- これからも継続的に高配当が続く確度
- 高配当を出している、出せる背景にあるもの
高配当を株主に支払うことは、会社に残る利益が減り、新たに事業投資する資金が減ることを意味します。すなわち、企業の長期的な発展や成長を停滞、減速させることにつながる要因にもなり得ます。
また、ベトナム株で高配当銘柄が数多くある理由の一つには、経済成長の続く新興国ならではの背景があります。
近年はGDP年間成長率が6〜8%での推移が続き、物価も年間3~4%前後でインフレが進んでおり、銀行の定期預金金利は2022年現在は年間8%前後の高金利となっています。
ベトナム国内の投資家から資金を集めるため、銀行金利以上の高い配当を売りにしている企業も存在することも背景として理解しておくとよいかと思います🤔
おすすめの高配当ベトナム株3選
ここからは筆者が気になった高配当株を3銘柄紹介したいと思います。
3銘柄いずれも、ベトナム株式市場では大企業が上場し、高い会計基準をクリアしているホーチミン証券取引所(HOSE)の上場銘柄です。
※企業名(銘柄コード)で表記。配当利回りは紹介したTradingView記載の2022年12月15日時点のデータです。
①タンカンロジスティクス (TCL) 配当利回り13.4%

ベトナム南部で物流ビジネスを手がける港湾サービス会社。サプライチェーン向け貨物輸送やコンテナ荷役が主要事業。(写真はイメージ)
ベトナムで最大のコンテナターミナルを運営するオペレーターでもあり、1989年に設立された「サイゴンニューポート」と呼ばれる軍事系企業の子会社です。
ベトナムは年々、対外輸出が年々伸び続けており、2020年にはベトナムとEU間の関税引き下げる協定(EVFTA)が発効するなど、外国との貿易が今後も増加していくことが見込まれています。
こうした物流関連の銘柄は長期投資に向いているでしょう。
②ノイバイ貨物サービス (NCT) 配当利回り11.7%

NCT、ノイバイ貨物サービスは首都ハノイにある「ノイバイ国際空港」の貨物取扱業務を手がける航空物流会社。
ベトナムの国営航空会社、ベトナム航空(銘柄コードHVN)が2005年に子会社として設立。
ベトナム北部でスマホ生産を行う韓国サムスンがNCTの主要顧客となっており、同社のための専用倉庫も所有。
今後もベトナムの航空物流マーケットは先述した対外輸出の成長に比例して伸びていくことが予想され、高配当と長期成長が期待できる企業。
なお、南部ホーチミン国際空港の貨物ターミナルの運営を手がける上場企業はSCS(サイゴン貨物サービス)。
③ビンミンプラスチック (BMP) 配当利回り7.7%

国営企業でベトナム国内でプラスチック製品最大手のメーカー。
主にプラスチックパイプや管継手を製造、販売。プラスチック製品に加え、配管システムの取付、及び内装サービスの提供も。下の写真のような商品です。

※同社HPの商品紹介ページより
こうしたプラスチックバイプ製品などはインフラ開発が続くベトナムでは高い需要が続くことが予想されます。高配当に加え長期的な成長も期待できる企業かと思います。
【2022年下期最新】ベトナム株市場が暴落する中でも高配当を継続×株価安定を誇るたったひとつの銘柄

なお、ベトナム株式市場は2022年の年初、1月をピークに市場全体の低迷が12月の年の瀬まで続いており、高配当を出している企業でも株価が大幅に下落😱している現状があります。
ただ、そうした市場環境でも株価が安定し、なおかつ配当利回りが8%を超える銘柄も存在します。
筆者がリサーチして発見した市場低迷の中でも株価安定×高配当を誇るたった1つのベトナム株にご関心のある方は以下の有料記事を購読いただければ幸いです。
無料部分とレビューを読む>>【2022年下期】ベトナム株で高配当+株価が安定するたったひとつの銘柄を解説

まとめ(高配当はベトナム株の魅力の一つ)

知る人ぞ知るベトナム株の魅力の一つでもある、高配当ベトナム株について網羅的に解説してきました。
本記事で紹介した企業以外にも、高配当を出していて将来性も有望な企業は数多くあるかと思います。
所属する業界ならではの視点や独自のリサーチでベトナム株へ目を向けて頂ければ幸いです。
短期的な売買、トレードを行う利己的な投資行動ではなく、長期投資で高配当を受け取りつつ、ベトナム経済の発展にも資する投資をする方が一人でも増えれば筆者としてこれほど嬉しいことはありません。
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最後までお読みいただきありがとうございます。ではでは!