成長著しいベトナムの株式や新興国株、利回り投資サービスを解説中

投資家なら読んで損なし!「僕がウォール街で学んだ勝利の投資術」レビュー

投資の本・学び

こんにちは。ひっぴーです。

今回は、『僕がウォール街で学んだ勝利の投資術』という本の感想や学び、そこから考えたことを書いていきます。本の中から特に印象に残り、これから株式投資をしていくうえで参考になった部分を大きく3つにわけてシェアしたいと思います。

長期投資と短期投資の戦略を分ける

投資のイメージ画像

著者の高橋ダンさんは、投資をするうえで投資資金の7~9割を長期積み立て、1~3割を短期投資に振り分けていくことをおすすめされています。

長期投資は基本的にはコツコツ定期的に買い続け、将来まとまったお金が必要になったときに売却するというスタンスでやるとよいそうです。

そのうえで、長期積み立てから投資をスタートした後に投資に慣れてきて興味が持てたら短期投資にもチャンレンジしてみることを勧められています。

長期で積み立て投資をしていく中で、資産が一時的に値下がりしてしまうこともあると思います。短期投資は長期投資での資産が一時的に下がることを補う、値下がりをカバーすることを目的とするとよいそうです。

ただ、短期投資はギャンブル的な要素が高く失敗する可能性も高いものなので、日々、経済ニュースを追ったりしていく中でチャンスがあると自分なりに判断したときにやっていくものであると思います。

私自身、数週間から数ヶ月程度でリターンを上げることを目論んでこれまでに何度か短期投資をしてきたので、これからもチャンスがあると判断すれば短期投資も積極的にやっていこうと改めて思えました。

自分なりのルールを作り、それを守ることが大切

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きちんとした戦略を持たなかったり、株が下がっているから本当は預金しておくべきお金を投資したり、さらに下がったら追加で投資したりしてしまう。投資で大きな損を出す人は、おおよそ、そうした無秩序な投資をしている人のようです。戦略を持ち、ルールを作り、それを守ることが大切なのです。

投資で長期的に成果を上げるうえで最も大切なこととして、著者は自分でルールを作り、とにかくそのルールを守る、要は規律を守って自分と取引することだと言います。

投資信託を定期的に買うにしろ、個別株の売買をするにせよ、自分でルールを作りその作ったルールを途中で都合のいいルールに変えたりせず、ルールをきちんと守っていくことが投資で失敗する可能性を下げていくという考えは株式投資を始めてある程度の経験を積むとより実感するのではないかと思います。

わたし自身、ベトナム株への投資を始めた頃に少額とはいえその株をなぜ買うか、どうなれば売るか、どの程度下落したら損切りするかという事を明確に決めることなく売買し失敗も経験したので秩序をもち投資をする重要性を身を持って実感しています。

個別株や投資信託を買う前に、その株をなぜ買うか、どうなれば売るか、下落したらどの時点で損切りをするのかなど、株を買うまえにきちんとルールを作り投資を実行していくようにしたいと思います。

成長性の高いところに投資する

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第2章では、高橋ダンさんがウォール街での投資銀行に就職し、その後26歳でヘッジファンドを立ち上げ、その後東南アジアに旅をし、日本へ移住することになった経緯やその想い、また現在の投資メソッドにたどり着くまでの過程が描かれています。

ウォーレン・バフェットは、今のアメリカではなく、50年前、60年前のアメリカで投資を始めました。途上国とは言えませんが、アメリカで高成長が始まった時代に投資を始めたからこそ、大きなリターンを得たのだと思います。

本書の中で「アメリカ株が強いのではなく、アメリカのような強い国を探す」という項目があります。

これまで7~8%のパフォーマンスを出してきたアメリカと同様のパフォーマンスを期待して投資するのではなく、その当時のアメリカのようにこれから成長していく国に投資しようという趣旨が書かれていました。

お金持ちになった投資家に共通していることは、成長性の高いところに投資をする、ということだそうです。その意味で、現在ベトナムなどの東南アジアやインド、アフリカなどへ目を向けて投資をしていくのは大きなリターンを得る可能性をもつのではと思います🤔

企業や国には成長のサイクルがあるので、その成長サイクルの中で成長途上にある企業や国に目を向けて投資をしていくというのはベトナム株に関心があったり既に投資をしている方であれば共感する所かと思います。

今いる場所にしがみつかず、次へ、次へと自らの環境を変えていく。それが僕の戦略です。

一方で、現在は成長の途上にある国や企業でもいずれ成長がゆるやかになるステージが来るのは避けられないことでもあるかと思います。著者の主張にもあるように、投資においても今の時点で投資している国や企業にとらわれず、その時々で成長性があると自分なりに判断した国や企業に目を向けていきたいです。

また、そういった視野を広げるために世界の様々な経済ニュースを二次情報としてフォローしていくと同時に、コロナ後には一次情報を得るために様々な国へ旅をしたいと思わせてくれます。著者の高橋ダンさんもこれまでに約60カ国の国へ旅をし、旅の中で投資のヒントを得てきたそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本書の第一章では、「億り人になるための8つの法則」として、投資をするなら知っておきたい法則が書かれていたり、第三章では投資対象となる個別株やETF、日本株は持つべきかどうかといったことや社債や国債、コモディティ、金、銀などの投資対象となる資産の概要なども書かれているのでこれから投資をはじめたい方にもおすすめです。

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最後までお読みいただきありがとうございます。ではでは!