成長著しいベトナムの株式や新興国株、利回り投資サービスを解説中

【2023最新】ベトナム株は危険?ベトナム投資のリスクを下げる方法

プロモーション ベトナム株&新興国投資 投資のヒント

ベトナム株投資を始めたい人 「経済発展著しいベトナムの株式に投資してみたいけど、まずはベトナム投資のリスクや危険性、知っておきたいポイントをおしえて」

こんな疑問に答えます。(記事更新日:2023年12月24日)

この記事は、

  • ベトナム株への投資、個別株への投資をこれから始めたい。
  • すでにベトナム株へ投資しているけど、損をするリスクを下げたい

と思っているあなた向けです!

ベトナム在住7年/2019年〜ベトナム株投資する筆者が投資経験とベトナムでのビジネス経験も踏まえつつ、ベトナム投資の危険性や避けたい銘柄、考えられるリスクについて解説します。

この記事を読むと、

  • ベトナム🇻🇳個別株の選定時に知っておきたい取引所の警告銘柄
  • ベトナム株への投資に伴うリスクとリスクを下げる方法
  • リスク最小限でベトナム株投資💹を始める手順
  • ベトナム株投資で「ローリスクハイリターン」な投資を実現するために身につけたいスキル

がわかります。

ベトナム株投資では危険な企業を取引所が発表

警告 イメージ

ベトナム株市場では取引所が投資をするのに危険な企業を公表しています。

取引所は以下2つの措置を出している企業を発表しています。

  1. 警告措置:赤字が続いていたり、経営が悪化している企業
  2. 監視措置:経営陣が不祥事を起こすなどコンプライアンスに問題のある企業

危険度が高いと取引所が発表している、警告措置や監視措置を受けている企業への投資は避けるのが賢明です。

✅警告措置や監視措置が出されているベトナム上場株の確認方法は別記事で解説しています
>>ベトナム株投資で避けるべき「警告、監視措置銘柄」の確認方法を解説

次の見出しでは取引所の警告銘柄に加えて知っておきたいベトナム投資のリスクとなる要素を解説します。

ベトナム株投資で注意したい3つのリスク

ベトナムの個別株への投資を始める前に知っておきたいリスクを紹介します。

主に下記3つのリスクが存在します。

  1. 流動性が少ない銘柄が多く存在
  2. 証券市場が未成熟で市場トラブルや企業の会計も少なくない
  3. 米国、中国、韓国の影響を受けやすい

それぞれ解説します。

①流動性の少ない銘柄が多く存在

ベトナム株は株式の売買ボリュームが少ない銘柄が数多くあります。

つまり、「買いたい、売りたいが思うようにできない」可能性が高い銘柄があります。

流動性リスクは主に中小企業が上場するハノイ証券取引所(HNX)の上場株に多いです。

そのため、ベトナム株式市場では比較的、規模の大きな企業が上場するホーチミン証券取引所(HOSE)の上場株から企業選定すると流動性リスクが下げられます。

ただ、HOSEの上場株であっても目当ての銘柄の日々の売買数量はチェックしておくことを推奨します。

売買の記録

日々の売買数量は「Vietstock」という金融情報サイトから各銘柄ページへ行くと直近5日間のおおまかな売買数量が確認できます。

上の画像はある週のVHM(ビンホームズ)という不動産大手の売買数量をみたものです。「Volume」欄をみると日々の売買量がわかります。

売買量が極端に少ない銘柄は流動性リスクの観点から避けた方が賢明です。

✅ベトナムの金融情報サイト「Vietstock」の活用法は以下の別記事で解説してます
>>個別株やベトナム株市場のリサーチに最適!「Vietstock」活用ガイド

②証券市場が未成熟、売買ストップのトラブルも


ベトナムの証券市場は

  • 大企業メインホーチミン証券取引所が2000年
  • 中小企業メインのハノイ証券取引所が2005年

に設立と約20年ほどと日本や米国などの先進国と比べ歴史が浅く、市場でのトラブルなどが少なくありません。

例えば、ベトナムで投資ブームが起こり、投資人口が急激に増えた2020年の下半期〜2021年の半ばにかけては売買注文が急増→市場が注文処理に対応しきれない事態が何度か発生しています。

ベトナムのホーチミン証券取引所(HOSE)は2日、半日ぶりに取引を再開した。前日の1日午前に取引が急増したことで、株式売買システムへの過負荷を懸念し、国家証券委員会の承認を得て同日午後は休場していた。(引用元:ホーチミン証取が取引再開、1日午後は休場)

取引が急増してシステムに負担がかかり、市場が休場となることもありました。

企業の不正も珍しくない

また、上場企業の不正会計や粉飾決算という企業の不正も珍しくはありません。

例えば、2021年上期に筆者が保有するTCL(タンカンロジスティクス)という物流サービスを手がける企業が、税務申告に一部誤りがあり、税務局から追徴課税を課されたことがありました。

こうした、実態とかけ離れた業績を公表している企業が少なからず存在するのは個別株投資のリスクとなり得ます。

③米国、中国、韓国経済の影響を受けやすい

アメリカと中国

ベトナム株は業種にもよりますが、基本的に米国、中国、韓国の経済状況の影響を受けやすいです。

  • 米国🇺🇸=ベトナムの輸出国でトップ2に入る
  • 中国🇨🇳=ベトナムの輸出、輸入国の両方でトップ2に入る
  • 韓国🇰🇷=ベトナムの輸入国トップ2、ベトナムはサムスン電子の生産拠点の1つ

ベトナム経済はベトナムからの商品輸出先として米国、中国に大きく依存しています。また、中国と韓国からの輸入が多くあります。また、韓国のサムスン電子の工場がベトナム北部にありスマホ生産などを行っており韓国の影響力も大きいです。

参考記事:ベトナムの2019年の貿易、黒字幅が過去最高に (ジェトロ)

そのため、ベトナム株も同様に米国、中国、韓国の影響を受けやすいため、3カ国の情報もベトナム株投資をするうえではフォローしておくのがベターです。

✅米国🇺🇸の投資や経済情報は次世代の無料投資アプリ「moomoo」を活用するとリアルタイムで最新ニュースが日本語でチェックできます。使い方は別記事で解説中>>【無料】「moomoo証券アプリ」の使い方と始め方を解説

ベトナムと中国の関係性を知れる良書「極東アジアの地政学

ベトナム株投資では周辺国の中国や韓国の経済からの影響が大きいことを先述しました。

ベトナム投資にも役立つ、そうした周辺国とベトナムの関係性の知見を深めるならこの本が良書。

  • ベトナムと日本や韓国、中国の関係性と今後の展望
  • ベトナムと国境を接する大国「中国🇨🇳」とこれまでベトナムはどう対峙してきたのか

などを歴史的なエピソードを交え興味深く読めます。

特にこれまでベトナムが中国とどう対峙してきたのかは朝鮮との比較で解説されていて読み応えがある部分でした。

危険を避けてリスク最小限でベトナム株投資を始める方法

ベトナムの個別株投資では危険性やリスクも少なくないことを先述しました。

「投資にリスクは付きものだけど、リスク最小限でベトナム投資を始めたい。おすすめの始め方をおしえて」

そんな方は以下のステップがリスク最小限で始める方法です。

  1. まずは少額でETFや投資信託を買ってみる👇
  2. ベトナムの経済や株式の情報収集を本格化する👇
  3. (より投資したいとなった場合)個別株にも手を広げる

という順番なら「よくわからないベトナム株を買って損をした」といった事態を避けられ、リスク最小限で投資をスタートできます。

✅ ベトナム株への投資を少額からスタートできる①ETFや②投資信託はそれぞれ別記事で解説しています。

  1. >>【米国上場のベトナムETF】VNMを解説(予算2,000円〜買える)
  2. >>【IT大手のFPTへ間接投資ができる投資信託】「T&Dベトナム株式ファンド」(100円〜買える)

ベトナム個別株で大損を避けたいなら身につけておきたい情報収集スキルあり!!

VNインデックス推移

上記チャートの出所:VNインデックス推移(Trading View)

上記チャートはベトナムでの株式市場がスタートして以来のベトナム株式指数(VNインデックス)の推移です。

長期的に右肩上がりになっているのがわかる一方、大きく上下しながら推移していることが分かります。

一般的にベトナム株のような新興/フロンティア市場の株式は「ハイリスク・ハイリターン」と言われており、筆者はベトナム株投資の第一歩は先述の通り「少額から買えるETFや投資信託からスタートするのがベター」と考えています。

とはいえ、「株式投資経験はあるし、リスクも取れるから面白味のある個別株投資をやりたい」という方も少なくないかと。

そんな野心家のあなたが身につけたいのが、「ベトナムの経済や株式の最新かつ有益な情報にたどり着く技術」です。

  • 英語や日本語のみでは得られないベトナム株の最新情報の探し方を身につけたい
  • よりよい投資判断をするために保有銘柄の最新情報をタイムリーに得たい

という方はそうした情報の探し方を下記の記事(有料)でガッツリ解説しています。

ベトナム株の最新情報を得る技術に興味のある方のみ、下記リンクからどうぞ。

✅ 無料部分とレビューを読む
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まとめ(ベトナム株投資では危険度の高い銘柄は避けるのが賢明)

ベトナム株 危険 ベトナム投資 リスクベトナム株投資の危険性やリスクを解説しました。

ベトナムは人口増加が続く2040年頃までは著しい経済成長とそれに伴う企業、株式市場の成長が期待できるのが魅力です。

ただ、投資先を選定する際は本記事で解説した取引所が発表している危険な銘柄や信用度の低い企業への投資を避けるのが賢明です。

📖近年、ベトナム株で危機に陥っているわかりやすい企業としてはベトナム航空🛩が挙げられます。ベトナム航空の現状や今度の見通しについては別記事で解説しています>>【上場廃止の危機】ベトナム航空の現状と今後の行方を徹底解説

また、「ベトナム株の知識がなく個別株の選定が難しい」なら複数のベトナム企業が組入されているETFや投資信託から投資を始めてみましょう。

✅【最後に】記事の感想などをひとことツイート頂けるとブログを続ける励みになります。こちらからサクッとできます>>感想をツイート

最後までお読み頂きありがとうございます。ではでは!