【ベトナム株】個別株が買える証券会社を比較。最適な選び方を解説
ベトナム株投資を始めたい人 「ベトナムの株式に投資を始めたい。ベトナム株の売買ができる証券会社の中でそれぞれの特徴、自分に合った証券会社の選び方をおしえて!!」
こんな疑問に答えます。
この記事では、
- ベトナム株投資の3つの選択肢
- ベトナムの個別株へ投資を始める前に知っておきたい注意点とデメリット
- ベトナム株へ投資ができる証券会社とそれぞれの特徴
- ベトナム株への投資で自分に合った証券会社の選び方
を紹介しています。
この記事を読むと、ベトナム株投資を始めるときに知っておきたい売買ができる各証券会社の特徴から自分に合う証券会社の選び方がわかります。(3分で読めます)
ベトナム株投資には3つの選択肢がある
ベトナム株への投資のやり方には下記3つの方法があります。
- 個別株
- 投資信託
- ETF
まず知っておきたいのはベトナムの個別株=特定の企業への株式への投資には大きなリターンが得られる可能性がある一方でリスクも少なくありません。
ベトナム株への投資=特に個別株への投資の主なリスクは下記の記事でくわしく解説しています>>ベトナム株投資のデメリットとリスクを解説
加えて、ベトナムの個別株投資で手数料で損しないためには約30万円ほどの初期投資額が必要です。くわしくは次の見出しで後述しています。
そのため、
という方には、一つの商品でベトナムの幅広い企業へ投資が可能な 投資信託 or ETFが選択肢となります。
投資信託とETFの最大のちがいは、「株式市場に上場しているか、していないか」です。
ETFは上場投資信託とも呼ばれ、個別株と同様にいつでも市場で売買ができ、幅広い企業への投資を一つの投資商品でカバーできます。
一方で投資信託は市場に上場していないため常に売買ができるわけではありません。ただ、一定額の積み立て投資や長期目線での投資がやりやすいメリットがあります。
ベトナムの幅広い企業へ一つの投資商品で投資ができる投資信託とETFについてはそれぞれ下記の記事で解説しています。
ベトナムの個別株投資の注意点とデメリット
ここからは、ベトナムの個別株へ投資をするときのデメリットを紹介します。
主に下記2つです。
- 約30万円の初期投資額が必要
- 外国人では投資が難しい銘柄がある
それぞれ解説します。
①約30万円の初期投資額が必要
まず、日本の証券口座からの投資では、各社とも日本株や米国株よりも売買手数料が高いため、数万円ほどの少額投資には向いていません。
手数料で損しないためには約30万円の初期投資額が必要です。
具体的にかかる手数料やベトナム株の売買で起こりえる「手数料負け」はどんなケースなのかといったことは下記の記事で解説しています>>日本からベトナム株投資で注意したい手数料負けを解説
②外国人では投資が難しい銘柄がある
次に、ベトナムの上場株は銘柄によっては外国人の購入が難しく、実際に購入できない銘柄が少なくないことです。
ベトナムの上場株は外国人が保有できる上限が定められています。上限に達した株式は、数量、枠に空きが出ない限りは外国人が新たに購入できません。
そうした外国人保有比率、外国人枠の空き状況を確認するやり方は下記の記事で解説しています>>【ベトナム株】外国人保有比率や外国人枠の空き状況の確認方法
メリットは日米株を凌ぐ高配当株
ベトナムの個別株への投資のデメリットを立て続けに解説してきましたが、魅力やメリットも少なくありません。
わかりやすい魅力としては、経済成長が続くベトナムの上場株の中には、日本株や米国株を凌ぐ高配当株が多く存在することです。
配当利回りが10%を超える銘柄が少なくなく、中には20%を超える銘柄も存在します。
そうした高配当株の探し方は下記の記事で解説しています>>ベトナム株投資家だけが知っている高配当株とその調べ方
ベトナム個別株の売買可能な証券会社を比較
そして、ここからはベトナムの個別株の売買ができる証券会社を紹介します。
主に下記3社です。
- SBI証券
- アイザワ証券
- 岩井コスモ証券
それぞれの特徴やメリット、デメリットを解説します。
※上記3社以外にも埼玉県に拠点のあるむさし証券やニュース証券といった小規模な証券会社でベトナム株の取り扱いがありますが、ここでは利用しやすい主な3社を比べています。
SBI証券 | アイザワ証券 | 岩井コスモ証券 | |
注文方法 | ネット or 電話 | ネット or 電話 or 対面 | ネット or 電話 or 対面 |
売買手数料(税込) | 2.2% (ネット取引時) | 1.65% (ネット取引時) | 2.5万円以下:11.0%
2.5万円超:1.32% (手数料が2,750円に満たない場合は2,750円) |
取り扱い銘柄 | ◯ | △ | ◎ |
注文時間 | 0:00~10:00(当日注文)
19:30~24:00(翌日分の注文) ※ネット注文の場合 |
リアルタイム取引が可能 | 10時までの受注:当日分の発注
11時30分以降の受注:翌日分の発注 |
注文方法 | 指値のみ | 指値 or 成行き | 指値 or 成行き |
NISA(非課税制度)対応 | ◯ | ◯ | ❌ |
選び方の結論
証券会社選びの結論を一言で言うならば下記の通りとなります。
- ベトナム株以外の外国株へも投資するならSBI証券
- リアルタイム取引を希望するならアイザワ証券
- 本格的に投資したいなら手数料が抑えられ幅広い銘柄から選べる岩井コスモ証券
各社それぞれの特徴を紹介していきます。
①ベトナム株以外の外国株へも投資するならSBI証券
SBI証券は大手ネット証券でベトナム株のほか米国株、中国、韓国、ロシア、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシアと計9カ国の株式の取引が可能です。
SBIのメリットは大手ネット証券で利用しやすくほかの外国株も幅広く取り扱いがあること、そしてベトナム株も一般NISA(非課税枠)に対応していることです。
デメリットは、一度の取引での最低手数料が設定されているため、少額での取引がしづらい点があるかと思います。
(参考:SBI証券 ベトナム株紹介ページ)
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取引手数料を抑えリアルタイム取引を希望ならアイザワ証券
アイザワ証券はアジア株の取扱いが多いのが特徴です。
3社の中で唯一、リアルタイムで取引ができるのがメリットですが取り扱い銘柄数が少ないのがデメリットです。(2022年7月時点)
アイザワ証券での取り扱いのある銘柄はアイザワ証券のHPから確認できます。
(参考:アイザワ証券 ベトナム株案内ページ)
本格的にベトナム株へ投資するなら岩井コスモ証券
岩井コスモ証券は東京、大阪、名古屋、福岡に支店のある証券会社です。
岩井コスモ証券を利用するメリットは、ホーチミン証券取引所、ハノイ証券取引所という二代取引所の上場株すべての銘柄へ投資でき、取引手数料が3社の中で最安です。
デメリットは一般NISA(非課税枠)に対応していないことです。
以前は岩井コスモ証券を選ぶメリットはあまりない印象でしたが、この記事を更新している2022年8月時点ではベトナム株へ本格的に投資をするのであれば3社の中でベターな選択肢になり得るのではないかと思います🤔
なぜベターな選択肢となり得るのかは以下の記事で解説しています>>【新常識!?】ベトナム株の個別株投資は岩井コスモ証券がベターな理由を解説
一般NISAならSBI orアイザワ証券の3択
SBI証券とアイザワ証券ではベトナムの個別株への投資でも一般NISA(非課税)枠での投資が可能です。
ただし、NISAに対応する銘柄と対応しない銘柄があるためその点は注意が必要です。
まとめ(目的に合った証券会社を選ぼう)
ベトナム株へ投資ができる日本の証券会社の各社の特徴やメリット/デメリットを解説しました。
ベトナム株投資がしたいとなったときのために思い立った今のうちに準備しましょう。口座開設だけでは費用はかかりません。
長期投資先としてベトナム株は有望な選択肢になり得ると筆者は考えています。長期投資先を検討する際、ベトナム株を選択肢に入れていただけると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではでは!